1、連携と離反の東アジア
時 間:2015年3月
作 者:園田茂人 編著
出版單位:東京:勁草書房
內容簡介:
序章 アジア地域統合研究への社会学的アプローチ(園田茂人)
第1部 中国の台頭がもたらすインパクト
第1章 中国の台頭はアジアにどう認知されているか(園田茂人)
第2章 東南アジアの対日·対中認識──日本社会に潜む二つのファラシー(向山直佑·打越文弥)
第3章 越境する中国への受容と反発──アジア六カ国のデータから問い直す接触仮説(木原盾·上野雅哉·川添真友)
第2部 アジアにおける流動性の高まりとその帰結
第4章 英語化するアジア?──アジアの学生に見る言語意識(井手佑翼·寶麗格)
第5章 アジアの域内留学は活発化するか──留学志向の比較社会学(西澤和也·田代将登)
第6章 日系企業を好んでいるのは誰か──企業選好の心理メカニズム(園田薫·永島圭一郎)
第3部 東アジア共同体への胎動?
第7章 ジャパン·ポップはソフト·パワーとして機能するか──映像コンテンツ視聴による対日イメージの変化に関する分析(町元宥達)
第8章 東アジア共同体成立の心理的基盤を探る──アジア人意識への社会学的アプローチ(園田茂人)
第9章 学生の意識に見るアジア統合の展望──アジア人意識と脅威認識を軸として(麦山亮太·吉川裕嗣)
2、大清帝国の形成と八旗制
時 間:2015年3月
作 者:杉山清彦 著
出版單位:名古屋:名古屋大學出版會
內容簡介:
序論
第1節 問題の所在と本書の視座
第2節 八旗制をめぐる諸問題と本書の課題
第3節 歴史的展開
第Ⅰ部 清初八旗の形成と構造
緒論
第1章 八旗制下のマンジュ氏族
第1節 ジュシェン=マンジュ氏族と八旗制
第2節 入関前の八旗グサ=エジェン
第3節 天命後期の高位世職
第4節 六部官制の内実
第5節 出自·功績と 「功」
小結
第2章 八旗旗王制の構造
第1節 両黄旗——ウラ=ナラ氏
第2節 両白旗——イェヘ=ナラ氏ヤンギヌ系
第3節 両紅旗——イェヘ=ナラ氏チンギヤヌ系
第4節 両藍旗——ハダ=ナラ氏·ホイファ=ナラ氏
小結
第3章 清初侍衛考——マンジュ=大清グルンの親衛·側近集団
第1節 ヌルハチのヒヤ集団
第2節 ヒヤの職務と特徴
第3節 ホンタイジ時代のヒヤ
第4節 ヒヤ制の淵源
小結
第4章 ホンタイジ政権論覚書——マンジュのハンから大清国皇帝へ
第1節 “スレ=ハン” ホンタイジ
第2節 乙亥の変——天聡九年正藍旗の獄
小結
第5章 中央ユーラシア国家としての大清帝国
第1節 国制としての八旗制
第2節 中央ユーラシアのなかの八旗制
第Ⅱ部 「近世」世界のなかの大清帝国
緒論
第6章 大清帝国の形成とユーラシア東方
第1節 ユーラシア東方の「近世」とマンジュ=大清グルン
第2節 大清帝国の興起をめぐって
第7章 「華夷雑居」と「マンジュ化」の諸相
第1節 「漢化」ジュシェン=マンジュ人
第2節 清初漢軍旗人の諸相
第3節 満·蒙·漢·韓の混住と包摂
第4節 〈華夷雑居〉と「マンジュ化」·「中国化」
第8章 大清帝国形成の歴史的位置
第1節 大清帝国の形成とユーラシアの「近世」
第2節 大清帝国の支配構造と八旗制
補論 近世ユーラシアのなかの大清帝国——オスマン、サファヴィー、ムガル、そして“アイシン=ギョロ朝”